京都の中心地など、大手の学習塾があるにも関わらず、家庭教師を依頼してくる家の子は、とても苦手な科目がある場合が多いです。学習塾は集団授業ですから、勉強が遅れている子だけに合わせて、授業をするわけにはいきません。苦手教科でつまずいている子は、その科目について、まったく手つかずになっている可能性もあります。そんな子どもを教えるときには、いくつか注意点があります。
京都に在住で、わざわざ家庭教師を捜すくらいですから、苦手教科の勉強の遅延度は深刻かも知れません。しかし、実際に生徒と相対したとき、驚いた素振りを見せないようにしましょう。子ども自身、自分の状態が良くないのを嫌というほどわかっています。その上、先生が引くような態度をとってしまっては、やる気など出てくるはずもありません。
遅れた分を取り返せるように、一緒に頑張ろうと励ますべきです。さらに、京都にある家庭教師派遣センターを通して、その子の苦手科目を聞いておきます。そして事前に、下の学年用の教科書を用意しておくことをすすめます。つまずいている子は、自分の学年ではなく前年度の内容からわかっていないケースがよくあります。
子どもが、わからない部分を質問してきたときに、すぐに過去の問題に戻って対応できるように準備をしておきましょう。また、少しずつでもいいので、子どもに達成感を味わわせてあげてください。苦手科目だけど、過去の問題は解けたとか、授業中はわからなかったけど、家庭教師に教えてもらった問題はできたなど、小さな成功体験がやる気につながります。苦手教科がある子の指導のときは、十分な準備をして、前向きな姿勢をとるように促してあげてください。